サンフランシスコの空港から、とっても可愛い飛行機に乗ってシャスタ山のあるレディングへと向かいます。
このリトリートの目的は『関係性、場、システムを五感と第六感で感じる』『私と私たちの物語を創る』『統合:受け入れるものと手放すもの』
さあ、どんな6日間になるのでしょう。
この旅を喜んで応援してくれている家族に心から感謝して出発です。
宿泊先は、Stoney Brook Inn
メンバーはコーチ達。そして、セミナーなどで知り合った仲間。
企画してくださったのは、コーチ仲間の吉田典夫さんと生嶋幸子さん。
シャスタに魅せられて、ここにみんなを連れて来よう!と思った時から、何度も現地入りして参加者のために準備をしてくださっています。
こちらは、森西美香さんと生嶋幸子さん。
シャスタからNYへ飛んで、式部会でセミナーをしてくださる予定。
今回は、大自然の中で意識を深め、目覚めさせることも楽しみですが、
フアンデーションの整ったコーチ達と6日間、ご一緒できる事が大きな学びとなりそう!
朝は新鮮なフルーツや手作りパンケーキ。キッシュなどの心のこもったお料理が並びます。
毎日、少しずつ違っていて、それがお楽しみ。作り手の愛情を感じます。
かわいらしいダイニングには、マッチしないような大胆な絵。
陰と陽、そして統合を意味する絵だそうです。
こちらは、敷地内にあるキバ(KIVA)という生八角形の建物。
この中で朝のワークを行います。
既に薪ストーブが焚かれ、お部屋は温まっています。
窓のところでは、マリア様や漢音様が静かに見守っています。
ここで、毎日たっぷりと時間をかけて一人のクライアントに対して、全員が質問をしていくのです。
大切な仲間の話を傾聴する時間は、朝昼晩のちょっとした時、そして夕食後のひと時も続いていきます。
そして、一人きりになって、自然と対話する時間もたっぷりとられているのが、うれしいですね。
シャスタの2日目はスウェットロッジでイーグルさん率いるインディオのメンバーによる魂の浄化の儀式に参加しました。
宿の裏庭には、布で覆われた小さなテントが設置され、その横では、薪をバンバン焚きながら、石を真っ赤に焼いていました。
時間になるとひとりずつ清めの粉のようなものをかけてもらい中に入ります。
ちょっと湿っぽくて、暗く、私たちメンバー4人とインディオの人たち7人が入るといっぱいです。
何がはじまるのだろう・・
ちょっと怖いようなワクワク感。
そんな私たちを見守るインディオの人たちのリラックスしたモードが場の空気を落ち着けていきます。
その中心に、運ばれてきた真っ赤に焼かれた石が7個設置されました。
扉の布が降ろされて中は、真っ暗。
石だけが赤く、とても静か。
イーグルさんが祈りを唱え、太い声で歌いだしました。
石に水をかける女性の人が、歌を歌いながら水をジャバジャバかけはじめました。
蒸気がシューシューあがり、狭いテントの中は、一気に暑くなります。
インディオのメンバーの手拍子とにあわせ、イーグルさんの声はますます力強く、
私も何がなんだかわからないけど、一緒に手を叩き歌を歌っていました。
最高潮に達したところで、テントの入り口が開いて、明るい外の空気が入れられます。
爽やかな風・・・・
しばらくすると更なる石が運ばれてきました。
このようにして、儀式は3回繰り返されるのです。
神聖な儀式のため写真を撮る事が出来ませんでしたが、
太古からのつながり、祈りと愛、家族を感じ、すごく安心することができました。
ああ、私はもっと甘えてもいいんだな〜委ねてもいいんだな・・・
ふと、思いました。
生まれ変わったメンバーは、ヘッドウォーターの水の源泉に寄ってから、シャスタ山のパンサメドウズを目指します。
こちらが源泉。
新鮮な山からの水を飲み、ペットボトルにつめます。
ここでは、ばっちり晴れていたのに、山を登り始めたら、怪しい霧が・・・
パンサメドウスに到着したら、なんと一面の雪。
シャスタの初雪です。
思いもかけなかった雪景色でしたが、とても幻想的です。
ここでも10分間、一人になる時間があり、一人ひとり思い思いの場所に佇みました。
宿のオーナー、弘美さんのお話では、シャスタは5次元の世界。ギブ&テイク
ここでは、6次元の世界につながる事ができるといわれているそうです。
6次元の世界とは、ギブだけ。慈悲の世界・・・・
思いに浸っていたら、ガツンと頭を殴られるような、強烈な頭痛を感じました。
あれ?
どうしたのでしょう・・・
ところがこの頭痛は、頭のテッペンを中心に、頭蓋骨にドリルで穴をあけ脳みそをかき回すような勢いで、どんどんひどくなっていきます。
もうちょっとひどくなったら誰か人をを呼んだほうがいいのではないだろうか・・・
と思いつつ、朝まで待とうと思うのでした。